幻古線

古の土地幻想卿を駆ける夢の路線

幻古線とは?

幻古線は東印から声間間を結ぶ古の鉄道。ここ幻古線には嘗て戦前・戦後を走り続けた茶色・青色の列車達が走り、人々そして妖怪たちの大切な足として活躍しています。全線単線ですが、近代的な電化路線として北方本線のバイパスとしての役割を担っています。

路線の概要

幻古線の列車は、東印を発車するとすぐさま左手にカーブを取って北方本線と別れ、山の谷間へと入って行き、すぐに郷瀬駅に止まってその後は大曲戸・十野と止まっていき、2面3線の都月駅へ。都月駅は月見団子の生産地、この月見団子の宅配を担う荷物列車も運行されています。都月を出ると深い山間を縫うように列車は走り。朝倉トンネルを過ぎればそこは幻想卿、ほどなく右手に華の草原が見えてくるとやがて春風山。春風山は幻想卿を見渡す事の出来るスポットの一つですが妖怪の住処となっていてここを利用する人はめったにいません。春風山を出るとすぐさま春風山トンネルに入りトンネルを抜けると右手に幻想卿の風景が見えて来ます。左手に通行路が見えれば博麗神社。博麗神社は幻想卿でも最も古い神社の一つで、博麗の巫女がいるようですが異変の為いないようです。博麗神社を過ぎれば列車は築堤を緩やかな勾配で駆け下りて行って東平原を過ぎ、2面3線の人間の里駅へ。人間の里は幻想卿で人間が最も住んでいる所。ここでの決まった秩序のもと人間達が安心して生活を送っています。そのため、日本本来の文化もそのまま色濃く残っています。昔ながらの寺子屋を見る事もでき、和菓子などのお土産品を堪能する事の出来る安らぎの場としても機能しています。人間の里駅は、将来的に幻想卿主体の鉄道路線が開通する予定になっており、その拡張が出来るようにあらかじめ南側に用地が確保されています。そんな人間の里を後に列車は右手にカーブを取りながら霧の湖の湖畔を走り抜けていきます。この区間は右手にもう一つ盛土がされていますが、この横を幻想卿主体の観光鉄道が併走する予定になっており、現在はその調査に当たっています。谷熊を過ぎると霧の湖、無人駅からでも湖畔の風景を眺める事が出来ます。湖の中央には洞窟がありますが、ボートでもなければ行けそうにありません。それからほどなく湖畔を走り続け、左手に赤い建物が見えてくると紅魔館駅。紅魔館は元々湖畔坂上駅として開業しましたが、紅魔館が目の前に建てられてからと言うもの、館主の要望により駅名が変更になりました。紅魔館を出発後、列車は妖怪の山の裾にある大蝦蟇口に到着。実はここ、妖怪の山の登山口の一つですが道中険しく、妖怪に襲われる事もある為、めったに人は来ません。奥にある大蝦蟇の池には伝承があるそうですが真相は分かっていません。大蝦蟇口を出て天倉山トンネルに入って抜ければ幻想卿ともお別れ。列車は再び北方本線への合流に向けて進路を北東へ変えます。途中の弾駅を抜けて着いた所は山瀬温泉。山瀬温泉は秘湯巡りの里と呼ばれる所、1日平均546人ものお客さんがホームから温泉巡りへ出かけていきます。山瀬温泉の中でも有名なのは天目の湯、硫黄のにおいがするこの湯は健康に適しており、満員御礼になることも珍しくありません。山瀬温泉を過ぎれば田園地帯へ進み国友駅をとおって右手に北方本線の線路が近付いてくると、列車は終着の声間駅に到着です。

この線の華型

戦前・戦後の旧型客車や旧型国電が走っており、1時間ヘッドで走っています。また、北方本線の一部の優等列車は東印から幻古線を通って声間で再び北方本線に合流するいわゆる「幻古周り」のルートを辿っている為、僅かながら華やかな列車が走っています。また、幻想卿の祭りに応じて臨時列車も走っており、活気に満ちています。

時刻表

幻古線時刻表(2016年10月30日改正分)

幻古線周辺マップ(2016年10月30日設定分)

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